パインアメのメーカーであるパイン株式会社(本社:大阪市天王寺区、代表取締役社長:上田真弘)は、2023年12月1日(金)より、阪神百貨店のオンラインストア E-STORESにて約70年前に販売していたパインアメ缶を復刻した「復刻パインアメ缶」を数量限定(販売予定5,000)で販売開始いたしました。
発売開始から70年以上!「パインアメ」とは?
戦後すぐ、1951年に発売を開始した主力商品の「パインアメ」。当時は「パイナップルの缶詰」は高級品で、現在のようにいつでも食べることはできませんでした。もっと気軽にパイナップル缶のおいしさを楽しめたらと生み出されたのが「パインアメ」です。
甘酸っぱくてジューシーな味わい、輪切りのパイナップルを模したリング形、レトロなデザインのパッケージは70年を超えた今もなお幅広い年齢層の方に愛され続けています。
約70年ぶりに里帰りした「パインアメ缶」について
2023年3月、弊社ホームページに1通のお問い合わせメッセージが届きました。
その内容は、昨年他界されたおばあさまの遺品を整理していたところ、古いパインアメの缶を発見されたとのこと。手芸のボタン入れとして大切にご使用いただいていたそうです。
缶を捨てようかと悩んだそうですが、どれぐらい貴重なものかをWebで検索したところ、弊社のSNSで過去の商品の缶や瓶をネットオークションで落札したという投稿をご覧になったそうです。
このまま捨てるより製造元で保管してもらった方が良いかもしれないと思われたそうで、弊社にご連絡をいただきました。創業当初の「業平製菓」の社名が入った缶は弊社にはなく、すぐさま大切に保管することをお約束し、パインアメの缶が約70年ぶりにお里帰りすることとなりました。
この一連のエピソードをTwitterでご紹介したところ、合計17.9万いいね!という大きな反響をいただきました。復刻してほしいというお声も多く、今回のこのご縁をぜひ形として残したいと考え、社名など一部のデザインは現在のものにバージョンアップした上で2023年8月16日から阪神梅田本店で開催された催し『パインなおやつ』で3,000缶限定で復刻販売いたしました。
大事にしてくださっていたおばあさまと缶を寄贈いただいたご家族への感謝の気持ちを込めて、缶の中の包装にボタン柄をこっそりと1つデザインしました。※ランダムで出現しますので印刷されていないこともございます。
阪神梅田本店の催事『パインなおやつ』での反響について
2023年8月16日から開催した催事「パインなおやつ」では、販売前からSNSやメディアでも大きな話題となりました。
予定していた3,000缶は、連日開店早々に各日の予定数が完売しました。
販売期間中、催事終了後も全国各地のお客様から「大阪以外の地域でも販売してほしい」「再販してほしい」という多くのご要望をいただきました。
今回、再販するにあたって遠方のお客様でもお買い求めいただけるよう、阪神百貨店のオンラインストア E-STOREにて販売することになりました。
おばあさまが大切にしてくださっていた缶をお孫さんの想いとともに復刻した「復刻パインアメ缶」をできるだけ多くの方に手に取っていただきたいと考え、今回阪神百貨店オンラインストア E-STORESでは5,000缶をご用意。お一人様2点までとさせていただきます。
■商品概要
・商品名:復刻パインアメ缶 ※販売予定5,000
・内容量:180g(個包装紙込み)
・価 格:1,650円(税込)
・限定数:お一人様2点まで
・お届け:2024年1月31日以降
・特定原材料等:乳成分
・アルコール:不使用
・箱サイズ:縦12.5cm×横20.1cm×高さ5.0cm
・賞味期限:製造日より常温360日
■販売概要
・催事名:阪神のバレンタイン2024 ※「復刻パインアメ缶」はオンラインストア限定販売
・販売期間:2023年12月1日(金)~2月7日(水)
・ホームページ:https://web.hh-online.jp/hanshin/goods/index.html?ggcd=sv240003